校長コラム

Column

『2026年度 麻布中 入試問題《国語》』

麻布中入試問題・国語 校長コラム

~主人公が察した空気感を表す~

毎年、現代人の心情を読み解く上で注目の「2026年 麻布中学 入試問題《国語》」は、柊サナカ著『七十八年目の手紙』が出題されました。

問題文だけで10ページの物語は、やはり圧倒的な文章量。そして、記述で求められる表現力の高さ! 選択問題はたったの2問しかありません。

物語は、小学生の女の子仁美(ひとみ)に、戦時中に交わされたひいおばあさんと、彼女の友人との間で交わされた手紙が届く。戦時中に日系人強制収容所に連行された二人の友情。現代人である仁美がこの手紙を読み、自分ごとに置き換えて成長していく、という内容です。

やはり大切なのは、「行間を読む」こと。つまり、言葉に表れない感情や意味を感じ取る、ということです。単に先入観が誤りだった、といった記述でなく主人公の心情に没入し、本文と自分の言葉でその時の気持ちを察してどう表すのか、がポイント!

説明文も、現代人が求める「効率化」への警鐘。普段の訓練と読み解いて共感が持てる知識が必要です。

読書が好きになることはもちろんですが、日頃から《気持ち》《心情を表す言葉》《字数に合わせた推敲力》は、普段の表現力練習の積み重ね。大人の人もぜひ解いてみて、解答と照らし合わせてみてください。

(ビジネスにも応用できるかも!?)

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