今日のオススメ読書本は、『傲慢と善良』。
辻村深月著(2019年・朝日新聞出版)。
某私立高校の国語入試にも出題され話題となりました。
物語は、架(かける)の婚約者、真実(まみ)が突然行方不明となる場面からスタート。だが、調べを進めるうちに、どうやら真実の “自作自演“ だとわかっていく。
「結婚しなくちゃ」という社会的な圧力の中で歪められていく男女2人の意識を、自分と同化して考えてみてください。特に、地方の小都市で育っていく “生きづらさ”。例えば、若い頃「郊外のイーオンなんてダサいと思っていた」から「ダサい格好でも子連れでイーオンにお買い物」にひどく憬れる30代。
こうした現代小説で、人生の変わりゆく価値観を共有する経験ってとても貴重です。
思春期にも、ぜひ読みたいオススメの一冊です。



