「どうしても暗記が苦手で……」という生徒さんは、よくいます。
彼らにとって「覚えればいいじゃん」「覚えるだけなのに」はタブー。それができないから悩んでいるのです。
よく彼らの話を聞くと、やはり漢字や単語がキライ、またはキライだから頭に入っていかない。
おそらく苦手な人には、単語が風景画の絵のように見えているのかもしれません。絵を見て覚えて再現するのは、至難のワザ。
一方で得意な人もいます。かつての私はすべて暗記で済ませようとしていました。伊達メガネに赤と緑の暗記カラーシートをはめ込んだり、ズボンのベルトを通す穴に単語帳の輪っかを通して吊り下げて、単語帳だらけのズボンにしたり……(笑)。
暗記のオススメは、また別の機会で。
「人生には暗記なんて全く役に立たない」とうすうす生徒さんも感じ取っているのかもしれません。実際、覚えたことは世の中で活かされるのはほんの少し。
でも、1つだけ言えることがあります。
若いうちに脳のメモリー容量を増やしておくことは必ず役に立ちます。たとえ忘れても若い時にキャパを増やしておけば、空き容量を再び満杯にすることは十分に可能なのです。
取引先の方のお名前、商品のスペック、説明書の英単語、などなど。これらを理屈もなく覚えなければならないのが社会人。
若い時に苦労して覚えたコトはすぐ忘れるといいますが、大人になったら暗記なんてしなくて済む、というのは大間違い。脳のコップが満タンでもうあふれてしまう、などと嘆かずに、まずは好きなジャンルでよいので暗記に立ち向かっていきましょう。




