校長コラム

Column

夏期講習……ココだけの話

夏期講習の㊙ココだけの話 校長コラム

——ココだけの話。

夏期講習というと、「たくさん勉強する期間」というイメージを持つ方も多いかもしれません。

でも、塾で子どもたちを見ていると、実はそれだけではないことを毎年感じます。

今回は、少しだけ塾の本音をお話します。

視点を変えて見る、もう一つの夏期講習

夏期講習の本当の意味 とは
1.実は、夏期講習を受けただけでは成績は上がりません
2.実は、夏休みに一番伸びるのは勉強が得意な子ではありません
3.実は、夏期講習で一番見ているのは点数ではありません
4.実は、宿題は多ければ多いほど良いわけではありません
5.実は、夏期講習は勉強を増やすためだけのものではありません
ココだけ
8月後半でも「もう遅い」とは限りません

夏期講習の本当の意味とは?

1 実は、夏期講習を受けただけでは成績は上がりません

夏期講習は、授業をたくさん受ければ成績が上がる……と思われがちです。

でも、本当に大切なのは授業の時間ではなく、「できなかった問題が自分で解けるようになったか」ということです。

説明を聞いて「わかった!」と思っても、翌日には忘れてしまうこともあります。だからこそ、解き直しやくり返しがとても大切です。

授業はゴールではなく、できるようになるためのスタート。

フリージアでは、一つひとつ「わかる」を積み重ねることを大切にしています。

2 実は、夏休みに一番伸びるのは勉強が得意な子ではありません

「苦手が多いから、夏休みだけがんばっても無理かな……」

と思う子もいます。

けれど、学校の授業が少し止まる夏休みは、苦手を見つめ直す絶好のチャンスです。

普段は授業のスピードに追われていても、わからないところまで戻って学習することができるので、今まで置いていかれてしまった内容もゆっくり取り組むことができます。

大切なのは、人と比べることではありません。

昨日できなかったことが今日できた。

その小さな積み重ねが、自信へとつながっていきます。

苦手があることは不利ではありません。

むしろ、伸びしろがたくさん残っている、ということなのです。

3 実は、夏期講習で一番見ているのは点数ではありません

もちろん、テストの点数は大切です。

でも、塾で私たちが見ているのは点数だけではありません。

間違えた問題をそのままにせず直せるようになったか。

わからない時に質問できたか。

説明を聞いたあと、自分の力で解けたか。

こうした変化は、すぐに点数に表れないこともあります。

勉強のやり方が変わると、その先の結果も少しずつ変わっていきます。

点数の前に育てたいのは、「自分でできる力」なのです。

4 実は、宿題は多ければ多いほど良いわけではありません

「たくさん宿題を出してほしい」という声をいただくことがあります。

宿題は多い方が勉強した気持ちになります。

もちろん量が必要な場面もあります。

でも、100問を急いで終わらせてほとんど忘れてしまうより、20問をしっかり理解して「次は一人で解ける」ようになる方が意味があります。

大切なのは量ではなく、身についたかどうか、です。

だからフリージアでは、その子の理解度に合わせながら宿題の内容も考えています。

できる問題ばかりでなく、「少しがんばればできそう!」という問題に挑戦することが、学ぶ楽しさにもつながっていきます。

その子に合った量と内容を見極めることも、塾の大切な役割だと思っています。

5 実は、夏期講習は勉強を増やすためだけのものではありません

夏期講習というと、勉強時間を増やすことが目的だと思われるかもしれません。

もちろん、それも大切です。

でも、それ以上に大切なのは、「勉強のやり方」を見つけることだと感じています。

ノートの書き方、覚え方、解き直しの方法、時間の使い方……

自分に合った学習方法が見つかると、夏休みが終わったあとも力になります。

夏だけがんばるのではなく、その先の毎日の勉強につながる夏期講習でありたいと思っています。

★ココだけの話

8月後半でも「もう遅い」とは限りません

「もう夏休みも終わるし、今から勉強しても遅いですよね?」

そんな声を聞くことがあります。

たしかに、夏休みの最初から取り組めた方が時間はあります。でも、本当に大切なのは残りの日数ではなく、その時間をどう使うか、です。

苦手を一つだけ克服する。

英単語を毎日覚える。

読解問題を丁寧に解く。

数日でもできることはたくさんあります。

「もう遅い」で終わらせるより、「今日からやってみよう」が未来を少し変えてくれるかもしれません。

おわりに

夏期講習は、たくさん勉強することだけが目的ではありません。

わからなかったことが、わかるようになること。

できなかったことが、できるようになること。

そして、「勉強が、前より少しできるかも」と思えること。

その一つひとつが、これからの学習につながる大切な一歩だと考えています。

この夏も、一人ひとりの「わかる」が増える時間になりますように。

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