校長コラム

Column

塾の先生が思う夏期講習

塾の先生が思う夏期講習 校長コラム

塾の先生に

「夏と冬、どちらが教えやすいですか?」

と聞くと、おそらく大半の先生は「冬」と答える気がします。

もちろん受験生は、冬は本番直前で気合もテンションもMAX。

先生が「~しなさい」という前にすでに自分で勉強している、というケースも多いので先生もついうれしくなって気合が入ります。

受験生でなくても、先輩を見たり夏を経て大人っぽくなったせいか、1・2年生でも冬はわりと素直に勉強に取り組める生徒さんは多いようです。

一方、「夏」は難しいです。
受験生ですら難しい。

学習のタイミングやモチベーションがまだ整っていないようです。

特に中1~中2年生は、人生で一番反抗したい年頃なのかもしれません。

「暑い・疲れた・眠い」の三拍子。
なかなか言うことを聞いてくれません。

かくいう私も、昔は同じでした。

「夏を制する者は受験を制す」

などと言われる中3・高3年生も、まだハッキリと志望校に確信を持てていないのか、どこか本気度がいまひとつ。

では、夏に勉強は向かないのでしょうか。
はたまた、本気でやる必要はないのでしょうか。

答えは、No。

おそらく、夏に苦労して作った体力や脳の型枠のようなものがあるからこそ、冬には勉強が「わかる」のだと思います。

夏休みになって、ダラダラとスマホ、夜型生活、昼間は部活でぐったり……

とはいえ、よくある大人の “お説教” には、思わず耳をふさぎたくなりますね。

肝心の大人でさえも、同じような姿を子どもに見せていては説得力もありませんね。

夏休みは、そうした自由なスタイルが一番定着しやすい時期ですし、それを否定する気もありません。

しかし冬になって、夏休みに楽しい生活に甘んじてしまった生徒さんが心機一転で「変身」する、というのはかなり厳しいようです。

長い夏休み、どう過ごしたいかは、いつでも自分次第なのです。

タイトルとURLをコピーしました